エクセル操作編
日付はシリアル値で管理されている
【2003、2007、2010】
エクセルの日付データはシリアル値という番号が割り振られています。そのため、計算に日付データを扱うことができ、表示形式をかえることで様々な表示に切り替えることができます。

セルに「6/25」と入力すると「6月25日」と表示されます。

セルの表示は「6月25日」、数式バーには「2012/6/25」と入っているのが確認できます。「○/○」や「○-○」のように数字を入力すると、自動で日付データとしてセルに格納されます。

その日付データの「表示形式」を「標準」に切り替えると、「41085」と整数で表示されます。この数字がシリアル値となります。
>「セルの書式設定」を開く

このシリアル値を元に「表示形式」の種類によって、セルに日付として表示されています。
図のように様々な表示に変更することができます。(すべて同じ日付、同じシリアル値)

シリアル値は「1900年1月1日」を「1」としてスタートして、日付に連番が割り当てられています。
シリアル値だから計算できる!

図のように、セルA2「2012年1月1日」~セルB2「2012年6月25日」までの期間を求めたい時は、「=B2-A2」と通常の数値セルと同じように指定して計算することができます。
(3行目はシリアル値を表示)

数値データを組み合わせての計算も、もちろんOKです。
時刻もシリアル値!

時刻もシリアル値で管理されています。「0:00」を「0.0」~「12:00」を「0.5」~「24:00」を「1.0」のように小数で格納されます。

上記のシリアル値は意識しなくても自動で管理されています。仕組みを知っておくとデータの取り扱い時に便利ですね。
「6月25日(月)」のように直接セルに入力すると、日付データと認識されず、テキストデータになるので注意ですよ!
シリアル値で管理されているので、「DATEDIF」などの関数を利用して数値を求めることができます。