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エクセル操作編

相対参照と絶対参照の違い

【2003、2007、2010】

数式でセルを参照している場合、その数式セルをコピーすると自動的に参照セルも移動します。これを「相対参照」といいます。
参照セルを移動させたくない場合は、「絶対参照」に切り替えると、セルをコピーした時にも参照セルは固定されます。
「相対参照」と「絶対参照」の違いについて確認しましょう。

相対参照

数式の入力

セル「B2」にセル「A2」を参照する数式「=A2」を入力します。
セル「A2」の値「10」が表示されます。

数式をコピー

セル「B2」の数式をセル「B3」~「B11」へコピー(オートフィル)します。
セル「A3」~「A11」の値「20」~「100」が表示されます。

数式の表示

数式は図のようになります。「=A2」から「=A3,=A4,=A5・・・」と参照セルが自動的に移動します。

絶対参照

数式の入力

セル「B2」にセル「A2」を絶対参照する数式「=$A$2」を入力する。
絶対参照の入力方法
セル「A2」の値「10」が表示されます。

数式のコピー

セル「B2」の数式をセル「B3」~「B11」へコピー(オートフィル)します。
コピーしたすべてのセルに「10」が表示されます。

数式の表示

数式は図のようになります。コピーしたすべてのセルが「=$A$2」で、参照セルが固定されているのが確認できます。

ポイント

ひとつの数式のセルごとに「相対参照」と「絶対参照」を指定可能で、組み合わせて使用することができます。
参照方法の切り替え方法はこちらへ