エクセル関数

VLOOKUP(ブイルックアップ)関数
=VLOOKUP(検索値、範囲、列番号、検索方法)
VLOOKUP関数は、指定したキーワードで表を検索してデータを抽出する関数です。
【検索値】
検索するキーワード(値)を指定します。(【範囲】の先頭列で検索する値)
値、セル参照、文字列を指定します。
【範囲】
目的のデータが含まれるテーブル(表のセル範囲)を指定します。
【列番号】
範囲のテーブルから表示したいデータの列番号を数値で指定します。(範囲の左端が1列目)
【検索方法】
検索値と完全に一致するデータを検索する場合は「FALSE」、近似値を含めて検索する場合は、「TRUE」を指定します。なにも指定しない場合は「TRUE」となります。
使用例1

左の表「スタメン表」の「背番号」をキーワードにして、右の表「成績表」から検索して「名前」を表示させる。
【検索値】には、セル「B3」を指定、【範囲】は、セル「$E$3:$F$12」(絶対参照)を指定しています。【列番号】は「名前」の列のデータを表示したいので「2」を指定、【検索方法】は完全一致の「FALSE」を指定しています。

セル「B3」をコピーすると図のようになります。

完全一致で検索した場合、【範囲】に対象のキーワードがない時には、「#N/A」のエラーが表示されます。
使用例2:「TRUE」近似値検索

「打率」によって「評価」を表示した例です。0~2割未満は「C」、2割以上~3割未満は「B」、3割以上~4割未満は「A」、4割以上は「S」と表示されます。
【範囲】にあたるテーブルは昇順に並べておく必要があります。

【範囲】に指定する値には、表の項目名は含めないように注意しましょう。
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