エクセル関数

ROUNDUP(ラウンドアップ)関数
=ROUNUP(数値、桁数)
ROUNDUP関数は、指定した桁数に数値を切り上げる関数です。
使用例

図は、平均点を求めたセル「C9」を小数点以下を切り上げてセル「C11」に表示しています。
【引数:数値】
対象となる数値や数値の入ったセルを指定します。
【引数:桁数】
切り上げる桁数を指定します。
「0」=小数点以下
「1」=小数点第1位
「2」=小数点第2位
「3」=小数点第3位

図は引数に「1」(小数点第1位)を指定した場合。
整数部分を切り上げすることもできます。桁数にはマイナス(-)をつけます。
「-1」=1の位
「-2」=10の位
「-3」=100の位
応用

ROUNDUP関数の引数【数値】には、数値を求める関数を指定することもできます。
図のように平均点を求めているセル「C9」の「=AVERAGE(C5:C7)」を【数値】に指定してみましょう。

「=ROUNDUP(AVERAGE(C5:C7),0)」とセル「C9」を修正します。
セル「C5~C7」の平均点を小数点以下を切り上げて表示されます。

よく使用する関数のひとつ。
「ROUND(四捨五入)」と「ROUNDDOWN(切り捨て)」とあわせて覚えておきましょう。